起業するという事は簡単な事ではありません。
起業には資金が必要ですし、資金がなければ起業する事が出来ません。
しかし、現在では会社員の経験がある男性でもなかなか融資の審査が通らず、さらに現実を見ると残念ことですが女性や若者、シニアが起業をするために融資を申し込んでも民間の金融機関はなかなか融資してくれません。
なぜ女性や若者、シニアの起業家の融資の審査が通らないのか?
金融機関はボランティアでお金を融資しているわけではありませんのでしっかりとして返済計画がない相手には融資をしてくれません。
そこで毎月決められた金額を長期間返していく事を考えた時に、どうしても女性や若者、シニアの方が、分が悪いと捉えられてしまうのです。
女性は結婚、出産、親の介護など仕事を続けられなくなる可能性が男性よりも高いですし、若者はビジネス経験が少ないために失敗する可能性が小さくありません。
逆にシニアの場合は現役で働き続ける事が出来る年数を見られてしまいます。
大変ステレオタイプ的な見られ方ですが、これらの理由から女性、若者、シニアが起業する時に開業資金を融資してくれるところを探すのが難しいのです。
日本政策金融公庫なら融資が可能
他の金融機関では融資が難しくても日本政策金融金庫なら女性、若者/シニア起業家支援資金という融資制度が設けられています。
ちなみに若者は30歳未満、シニアは55歳以上が年齢対象となっています。
新規開業から7年以内であれば申し込む事が出来、その融資内容は新規開業資金制度と比べても遜色ありません。
つまり国としては女性であっても若者であってもシニアであっても、今後は日本経済の中でどんどん起業して欲しいと国の政策では支援体制にあるという事です。
低金利で無担保、無保証であっても融資は可能です。
他の金融機関融資が通らないからと言って諦めないでこの制度を活用して下さい。