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人を雇うより割安!?「経理代行」の6つのメリットを解説

例えば、あなたが「起業する」と考えた時に、経理は自分で行いますか?

多くの人は、起業当初は売り上げも少ないだろうから、経費削減のために自分で経理をすることを選ぶでしょう。しかし創業期だからこそ、敢えて「経理を代行してもらう」という選択肢を取ることが必要になる場合もあるのです。

今回は、経理を代行してもらうメリットを知ることで、効率よく業績を上げる方法を解説します。会社を運営する上で、「経理作業」は避けては通れない作業です。経費削減という名目で、オーナーが経理を行うことが「業績アップの障害」になってしまっている場合もあります。これから起業する人や、まだ自分で経理作業をしている人は参考にしてください。

メリットから考える「経理代行」

まずは「経理を代行してもらうことのメリット」から考えてみましょう。代行してもらう経費が掛かったとしても、タイムロスや税務的なロスが生まれてしまうと、結果的に「損失」になってしまう可能性があります。経理代行のメリットを明確化することで、先入観なしに経理代行を検討する機会を作ってみてください。

会計ソフトの入力や帳簿の整理・ファイリングの手間から解放される

質の高い経理は、帳簿の整理整頓が基本となります。ただキレイに整頓されていればいいというものではありません。税理士事務所に依頼すれば、必要に応じた帳簿の整理やファイリングをしてもらえます。

現在は会計ソフトも使いやすくなっているので、以前ほど手間はかかりませんが、基本的な簿記の知識は把握しておかなくてはいけません。この作業は精神的にも時間的にも負担になってくるはずです。この負担から解放されることで、本来のビジネスに集中することが出来るようになります。

決算申告が迫って来ても焦る必要が無くなる

会社の大きな目的の1つは「利益の追求」です。しかし決算の時期が近づくと、経理の作業に重点を置かなくてはいけなくなってしまいます。その結果、経営者に必要な「決断」のタイミングが遅れてしまう可能性は捨てきれません。経理代行をしてもらえれば、決算に必要なものをタイミングよく知らせてくれるので、余計な負担が無くなります。

実は経理の従業員を雇うよりもコストが安く済む

「経理代行は高くつく」というイメージを持っている人は多いと思います。しかし、経理のために従業員を1人雇えば、給与は最低でも15万程度かかる上に、社会保険料や必要機器の購入などでも経費が掛かってしまう可能性もあります。

さらに離職のリスク回避や教育面のことも考えると、コストはもっと増大します。ある程度お金を払って税理士事務所に委託する方が、実は割安になる場合も多いようです。

税制改正にも瞬時に対応

税制は、多かれ少なかれ必ず改正されます。日常業身の合間にその内容を把握することは至難の業ではないでしょうか。その点、税理士事務所は専門家なので、税制改正にリアルタイムで対応してくれます。

現行の税制に合わせた「正しい処理」を行ってくれるので、節税対策もばっちりです。余計な税金を払う必要もなくなります。

融資や助成金の情報を豊富に持っている→資金調達に便利

会社が事業拡大を考えたときに、大きな課題となるのは「資金調達」に他なりません。開業したばかりの社長はもちろん、日常業務に追われている社長は、助成金などの情報を仕入れるチャンスが少ない場合が多いようです。

税理士事務所には、助成金や融資についての情報が常に集まっています。会社に合った助成金や融資を選択しやすくなりますし、審査が通りやすくなるための事業計画書の作成のアドバイスもしてもらえることは大きなメリットです。

経理面の不安と負担が軽減し社長のフットワークが軽くなる

これは起業期や業務拡大期に特に言えることなのですが、大きく成長をしたいというときにはフットワークを軽くしておく必要があります。その時期にルーチンワークの多い「経理作業」に時間を取られてしまうことは、精神的な負担にもつながり、無用な不安感を覚えるきっかけにもなりかねません。

経理作業を委託することで不安と負担から解放され、本来の社長業に集中することが可能になり、会社の大きな成長につながる仕事をすることが出来るようになります。

経理業務を「代行せず」自分で行うことのデメリット

では、経理作業を「自分で行うこと」のデメリットを考えてみましょう。平成24年の調査では、約44.5%の会社が「会社の代表かその関係者」が経理担当として関わっているという結果が出ているようです。

およそ半分の企業が「自分で経理を行うことのデメリット」を請け負っているとも言えます。ここで他に差をつけるという考え方も出来るかもしれません。

本来の社長業が忙しくなってしまうと経理業務が滞ってしまう

経理業務は日々正確に行い、会社の経営状態を把握することが重要になってきます。創業期はマメに経理作業出来ていたとしても、事業が盛り上がってくると経営者としての業務が忙しくなれば、経理が後回しになるはずです。

月末にまとめて作業したり、場合によっては月をまたいで作業をするような状況になってしまうこともあります。まとめて膨大な量の経理作業をすれば、当然ミスをする可能性も高くなるはずです。ミスが出れば、結果的に作業が増えるわけですから、経理作業は一層滞ってしまう結果になります。

リアルタイムの経営状態が分析できなくなる

経理作業は、お金の流れの記録だけが目的ではありません。お金の流れをリアルタイムに正確に把握することによって、経営的な危機を察知し、リスクを回避するためにも使われます。

経理作業が滞ってしまうと、データの正確性が保たれなくなります。その上、リアルタイムのお金の流れの把握が出来なくなってしまうため、経理上の危機的な情報を見落としてしまう可能性も高くなるのです。その危機に気付くのは、実際にお金が無くなってからという悲劇が起きかねない状況になります。

まとめ|ある程度の経費を出すことで大きなメリットを生む経理代行

どうでしたか。経理を代行してもらうことのメリットがわかったでしょうか。小さな経費を出し惜しむことで、大きな利益を取り損ね、重大な損失を見落としてしまう可能性が出てくるのです。実際に経理を税理士事務所に代行してもらうことで、「会社に残るお金」が格段に増えたという事例も多く耳にします。絶対に経理を代行してもらわなくてはいけないということはありませんが、前向きに検討する価値はあるのではないでしょうか。この機会に考えてみて下さい。

今回のポイント
  • お金のない創業期こそ、経理を代行してもらうことのメリットが生まれる場合がある
  • 手間から解放されることで本来の業務に集中でき、余裕を持った決算スケジュールの管理も出来る
  • 経理の従業員を雇うよりもコストが安く済む
  • 税制改正や、会社に合った助成金の申請などにも対応できる
  • フットワークが軽くなることで、精神的な負担も軽くなる
  • 経理作業が滞ったり、経理状況の危機を見落としてしまうリスクが軽減する
  • 経理を代行してもらうことによって、結果として会社にお金が残る事例が多く見受けられる

(編集:創業手帳編集部)

本記事の内容は、記事執筆日時点 の法令・制度等に基づき作成されています。最新の法令等につきましては、弁護士や司法書士、行政書士、税理士などの専門家や法務局等にご確認ください。
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