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創業融資制度で必ず見られるポイントと、一発アウトのNG例を紹介

いざ開業となったときに、創業融資を検討する事業者も多いと思います。創業融資は、事業を成功させるために、重要な手段の一つと言えるでしょう。ただ、何の計画性もなく申し込んでも、創業融資を成功させることは出来ません。そこで今回は、いざ創業融資を申し込もうというときに必要になるポイントを確認してみようと思います。

セルフチェック|2つのチェック項目を確認しておこう

創業融資を申し込むにあたって、何度もやり直しがきくわけではありません。実際に聞かれるであろう内容を、自分でチェックしておき、的確に応えられるようにしておく必要があるのです。質問されたときに回答できなかったり、説明があやふやになってしまうと、マイナスな印象を与えてしまいます。

これから紹介する事項は、必須項目です。必ず答えられるようにしておく必要があります。

創業融資を申し込む前に|創業準備チェックリスト

  • 明確な創業動機
  • 創業する事業について「実務経験」「知識」があるか
  • これからずっと事業を継続させる自信があるか
  • 創業することが家族に理解されているか
  • 創業場所はどこにするか
  • 事業のセールスポイントは何か
  • 予想される売上高や利益はどの程度か
  • 自己資金はどのくらいあるか
  • 事業計画書はまとめてあるか

この9つは、創業融資を申し込むにあたり、必ず確認されます。そもそも事業を起こすにあたっての「重要な確認事項」とも言えるでしょう。スムーズに説明できるように見直してください。

創業融資の際に調べられる項目

  • 税金の未納や滞納はないか
  • 公共料金の未納や滞納がないか
  • 家賃支払いや住宅ローンの引き落としの遅れはないか
  • キャッシングはないか
  • 転職回数が多くないか

未払い・滞納がある場合は、すぐに解消しておく必要があります。現在の未払い・滞納状況だけでなく、1年程度遡って確認されるので、滞納回数が多い場合は理由を説明できた方がいいかもしれません。もちろん滞納しないことが一番です。うっかり未納がないように、今のうちにクレジット払いや引き落としに変更しておきましょう。

また転職回数が多い人は、その理由を明確に説明できるようにしておく必要があります。必ずしもマイナスなイメージを持たれるわけではありませんが、長続きしない性格と見なされる可能性があることは否めません。プラスイメージを持たれるような、前向きな説明を準備しておきましょう。

一発アウト!のNG例

  • 自己資金ゼロ
  • 当たり前ですが、事業を始めるにあたって、計画も立てずに人からお金を借りようとする相手に、信用などできるはずがありません。

    巨額の資金である必要はありませんが、計画立ててお金を貯められるような人間であることを示しましょう。

  • 公序良俗に反する事業
  • 説明するまでもなく一発アウトです!

  • 税金の未納
  • 前章でも述べた通り、確実に見られるポイントです。

    お金を貸す相手が、支払いにルーズだったら、誰も貸したくありませんよね。気をつけておきましょう。

事業計画書|創業融資で重要視されるポイントをチェックしよう

上記のチェック項目のなかで、特に重要視されるもの一つが「事業計画書」になります。創業融資というものは、今まで何の実績もない事業者にお金を貸すということです。

事業を起こす上での「成功する根拠や成功までの過程」を事業計画書に盛り込んでいく方が、融資担当者から信用を得られやすいということは、自明の理と言えるでしょう。

融資担当者は、創業者の「人柄」、特に「本気度」がどのくらいかを判断していると考えられています。では、融資担当者に、「本気である」と判断してもらうための事業計画書とは、具体的にどういったものなのでしょうか。

事業計画書を作るうえで重要になるポイント

  • 事業を始めるに至った動機→熱い想いを計画書にぶつけるように、しっかり書き込む
  • 事業を成功させるために必要な経験値の有無→実務経験がある場合は、経験年数や実務内容、ポスト、成功事例などを明確にわかりやすくアピールする。実務経験が無い場合は、必要知識があることの証明をする
  • なぜその事業をその場所でするのか→その業種が求められる背景や環境を説明することで、明確に成功イメージを伝えやすくなる
  • 「競合はどのような状態か」「顧客がサービスを購入することでどんなメリットがあるか」「他社と比べて自社にはどのような強みがあるか」などを分析し、計画書に書き込む
  • 自社のサービスや商品のオリジナリティ、販売戦略、社内体制を明確化する
  • 「売上計画」「売上原価計画」「人員計画」「設備計画」「利益計画」「資金計画」を項目別に作成→具体的な予想数字を表すことで、事業の成功イメージを明確化する
  • 上記をベースに、事業が成功する理由を明確に表現する

融資担当者に「本気度」を伝えるためには、本気で「計画」していることを表現することが近道になります。そのためには、具体的な数字・客観的なデータの盛り込みを行い、成功イメージを明確に表現することが重要です。手を抜かず、しっかり作り込んでいきましょう。

まとめ|事前チェック項目をクリアし魅力ある事業計画書を作ろう!

どうでしたか。創業融資で重要になって来る「チェック項目」がわかったでしょうか。項目別にチェックし、ひとつ一つクリアしていけば、そこまで難しいことではありません。きちんと事業計画書を作ることは、ビジネスを成功させる要因の一つでもあります。創業予定の人は、きちんとチェックしておきましょう。

今回のポイント
  • 創業準備の9つのチェック項目をきちんとクリアしよう
  • 未納・滞納がある場合は、今のうちに完済しておこう
  • 転職が多い場合は、その理由を明確にしておこう
  • 融資担当者は「事業者の本気度」を判断している→事業計画書に「本気」を盛り込む
  • 事業計画書には、「熱い想い」と「具体的な数字」「客観的な情報」を盛り込み、成功イメージが明確に伝わるようにしよう
  • 事業計画書を作ることは、ビジネスを成功させるうえでも重要になって来るので、きちんと作り込もう

関連リンク:新創業融資制度

関連リンク:創業融資の審査基準4つ

(編集:創業手帳編集部)

本記事の内容は、記事執筆日時点 の法令・制度等に基づき作成されています。最新の法令等につきましては、弁護士や司法書士、行政書士、税理士などの専門家や法務局等にご確認ください。
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