会計を効率よく行うために会計ソフトを購入しても、具体的に何から始めればいいのか分からないという人もいるでしょう。
そんな人のためにほぼ全てのソフトに共通する初期設定から試算表の作成までの流れについて紹介したいと思います。
初期設定で登録する内容について
会計ソフトを購入したらまず会社の基本情報を登録する必要があります。
法人なのか、個人なのか、業種は何であるのかなど会社情報ですから自社のビジネス内容によって登録する内容は変わってきます。
次に消費税をどのように処理するのか登録する必要があります。
無事会社情報の登録が完了したら、次は自社にはどうゆう売上があって、どんな経費が発生するのか勘定科目を登録する必要があります。
勘定科目は会計ソフトにすでに登録されている場合もありますが、その設定をまるまる使うのではなく、自社に合わせた項目で設定しなおす必要があります。
会計ソフトで毎月経費処理する内容
いよいよ会計ソフトの設定が終わり、実際の日々の業務で発生する会計内容について入力していく必要があります。
経理処理する以上、実際に経費が発生した証拠として領収書や請求書はキチンと管理しておきましょう。経費でお金を使ったら支払った金額と預金残高、会計ソフトの残高にズレがないか確認して下さい。
そして機器などの減価償却費の計上も忘れず入力し、明瞭にする事を心がけましょう。
発注受書など毎月何日分で締めるなどキチンとルールを設けたうえで会計は行いましょう。
ルールは自分一人把握していればいいというモノではなく、会計に関わる人全員に共通のルールでなければいけません。
会計ソフトで計算などは自動的に処理されるとはいえ、経理担当者は数字に強く几帳面な人材を選びましょう。
最初の月の試算表は慣れない作業のために苦労する事もあるかもしれませんが、登録設定、試算が終われば翌日からの会計はかなり手間が省略されるはずです。
会計ソフトの入力は後でまとめてやろうと溜め込まずに、その都度小まめに入力するようにして下さい。