小山知則税理士事務所のブログ

ペルソナから考えるマーケティングミックス(飲食業編)

最終更新日:2017-02-28 09:17:09

飲食業の皆様、マーケティングミックスという言葉をご存知でしょうか? マーケティングの4要素Product(商品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(販促)の頭文字をとって4P戦略などともいわれます。 今回は4人のペルソナ※に登場してもらい飲食業について検証してみようと思います。 ※ペルソナ:マーケティング用語で、自分の会社やお店の顧客となるであろう仮想の人物・ユーザーのモデルのこと 1、ペルソナA:20~30代・独身おしゃれ女子 2、ペルソナB:40~50代・サラリーマンのお父さん 3、ペルソナC:10代後半~20代前半の男子大学生 4、ペルソナD:39歳の自営業のおっさん←私 1、ペルソナAについて ①Product ・選ぶことが好きなのでメニューは充実していること ・料理の盛り付け等、細部へのこだわりも重視 ・定期的な新商品を出すなどの変化も大事 ・お店の雰囲気を大事にする(特に清潔感は必須) ・イケメンによる接客が望ましい(笑) ②Price ・高め ・情報量が多いので価格の他店比較を行う ③Place ・出来れば市内中心地などオシャレな情報発信エリアへの出店が望ましい ・下町はNG ④Promotion ・SNSによる情報発信は必須 ・事前にグルメ情報サイトなど確認して来店する可能性が極めて高い ・口コミも重視 2、ペルソナBについて ①Product ・商品ラインアップはわかりやすさを重視 ・価格以上の味(品質)ですか? ・帰りに一杯やることが多いので、居酒屋形態が望ましい ・料理の提供時間にはうるさい ②Price ・一般的には中 ・カード払いに対応できた方がよい ③Place ・駅近く ・オフィス街 ・テイクアウトも検討 ④Promotion ・分かりやすい看板 ・分かりやすい店の外観 ・ランチを提供して味を知ってもらい、夜飲みに来てもらう 3、ペルソナCについて ①Product ・ボリューム、価格>味 ②Price ・安い ③Place ・学校周辺 ・最寄り駅周辺 ・デリバリーサービスも検討 ・駐車場は必須ではない ④Promotion ・SNS ・看板(何を売ってるか明確に) 4、ペルソナDについて ①Product ・注文パターンは極めて少ない ②Price ・安い(貧乏(ノДT)アゥゥ) ③Place ・車で入れる場所 ・幹線道路沿いなどわかりやすい立地 ④Promotion ・看板(目に入った店におもむろに飛び込む) いかがでしょうか?今回4人のペルソナに登場してもらいました。 ご自身の提供したいものが、はたしてペルソナの望むものと一致していたでしょうか? 視点の違いはとても重要です。ペルソナの特性を理解し、どう考えどう動くのかを相手の立場で予想しましょう。 ペルソナAの場合:4P全てにおいて高い水準を要求されるが、賢く合理的な消費者といえる。リクエストに応えられた時の果実は大きいでしょう。 ペルソナBの場合:Placeが非常に重要だ。フロントエンド商品(ランチ)からバックエンド商品(居酒屋)に繋げる戦略も大切。 ペルソナCの場合:薄利多売でいかに回転を上げるかが重要。目標利益から逆算して値決めを行うことも大切。 ペルソナDの場合:そう正解は吉野家だ。吉野家さんごめんなさいm(__)m。メニューの種類は少ないが、並・大盛・特盛と量のバリエーションをもち、玉子・味噌汁などのトッピングで私を飽きさせない。 ランチェスター戦略でも書きましたが、しっかりターゲットを絞って、そこで一番になることが最も重要です。とことん尖っていきましょう(笑) まとめ ①、ご自身のペルソナを決めましょう ②、そのペルソナの特性をよく理解しましょう ③、②に基づきマーケティングの4要素Product(商品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(販促)を組み立てましょう ④、事業計画を立てましょう ⑤、P(計画)D(実行)C(確認・評価)A(行動・改善)サイクルを回しましょう

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